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卒業式でのPTA代表祝辞2014(全文掲載)
- 2014/3/18
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本日、小学校の卒業式に参列してきました。PTAの代表として祝辞を読むのが主な仕事でした。
挨拶も無事終わり、半ば自分の中で終了していた案件なのだけど、求めがあったので掲載します。
起草にあたっては、自分も先人が書いた祝辞を参考にしたので、この記事に出くわした方で、使いたい方がいればパクって結構です。もちろんそんな物好きがいれば、という意味ですが。
一年目という事もあり、結構いいたい事は自分の中にあったし、実際にきちんと言えているんじゃないかとも思う。来年以降、出がらしになってしまうのが少し怖いけど。
まあ、とにかく以下に掲載します。
本日の卒業式にあたり、PTAを代表いたしまして、お祝いの言葉を述べさせていただきます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。◯◯小学校で過ごした6年間はどうでしたか?
勉強したこと、友達と遊んだこと、部活動や行事でがんばったこと。思い出はそれぞれ違うでしょうが、その思い出が、いずれ遠い未来に、皆さんを勇気づける力の源になることを願っています。さて、皆さんは、なぜ小学校を卒業するのかと考えた事はありますか?
それは、入学時は大きかったランドセルが今は小さく感じるのと同じで、小学校という場所が、皆さんにとって、もう狭過ぎる場所になったからです。
皆さんはこの6年間で、驚く程に沢山の事を吸収し、それでもまだまだ吸収が足りないと口を開けているひな鳥のような存在です。そろそろ翼も生えそろってきました。その翼は、小学校という巣から飛び立ち、もっと広い世界に羽ばたきたいと、うずうずしているのではないでしょうか?
そんな皆さんが次に向かうのは中学校、さらには高校や大学、いずれは社会へと、成長につれて、皆さんの羽ばたくフィールドは、どんどん、どんどん広がっていきます。外の世界では、もしかすると怖い経験をするかもしれません。嫌な思いをすることもあるでしょう。でも、それを補って余りある面白い経験や、人生をひっくり返すようなとびっきりの出会いも必ず待っています。どうか恐れず、その翼を広げ、眼差しを空に向け飛び立ってください。
外の世界へ飛び立つ若鳥の皆さんに、アドバイスしたい事があります。
個性についてのアドバイスです。1つ目は、個性の見つけ方。
この先何年か経つと、皆さんのそれぞれに、友達とは違う特徴が現れてくるようになります。エサを獲るのが上手、遠くから水場を見つけられる鋭い目、速く飛べるしなやかな翼、群れをまとめるリーダーシップ、人から見て立派に見えるものじゃなくても良いんです。でも、みんなが選ぶから、大人がこれにしなさいというから、そんな理由ではなく、是非自分の手にしっくりと収まる個性を見つけてください。2つ目は、個性の磨き方。
個性は、ちょっと面白い特徴を持っています。それは、経験を積むとさまざまな色や形に変化するという事です。そして、個性は成功だけでなく、失敗からも成長します。もしかすると、失敗による成長の方が大きいかもしれません。どうか失敗を恐れず、多くのチャレンジの中で、自分だけの個性を磨いてください。最後に、個性の使い方。
成長した個性は、時には人を傷つける程の力を持ちます。力のままに振り回すと、他人だけでなく自分をも傷つけます。大切なのは、個性を持った皆さんの心の持ちようです。どうぞその個性は、いずれ皆さんが出会うであろう、かけがえのない仲間を守るために使ってください。その使い方が優しければ優しい程、より多くの仲間を守る事ができるでしょう。自分だけの個性を見つけ、丁寧に磨き、そして仲間のために優しく使えれば、皆さんはもう立派な大人の仲間入りです。そんな風に育ってくれる事を願っています。そして私たち大人は、そんな皆さんの成長を、これからも全力で応援します。
さて、ここまで子ども達を育てて来た保護者の皆様。改めておめでとうございます。ここまでには語り尽くせぬほど多くのご苦労やご心配があった事と思います。しかし本日、卒業証書を授与したお子さんを眺め、その努力が報われた気持ちになっていらっしゃるのではないでしょうか。まだまだ皆様の手元を巣立っていくまでには、数知れないご苦労があると思います。しかしどうぞ本日は、ここまで成長したお子さんと、ご自分自身に「おつかれさま、がんばったね」と声をかけてあげてください。
また、ご列席いただいた地域の皆様。本日まで子ども達をあたたかく見守っていただき本当にありがとうござい ました。小学校を巣立つとは言え、彼らはまだまだ若鳥です。今しばらくの間、この地域を飛び回る姿を見守っていただければと思います。
最後になりましたが、校長先生をはじめ教職員の皆様、6年間という長い間子ども達を温かく導き、ときに我慢強く見守ってくださいましたことを、PTAとして、また1人の親として心より感謝申し上げます。どうぞ今後とも変わらぬ愛情とご支援をいただきますようお願い申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。