
そろそろ、本気だすか。
思えば、誰かの顔色を伺ってばかりの人生だった。
他人の求める”あるべき姿”ばかりを尺度にしているうちに、気がつけば牙はすっかりすり減っちまった。これじゃ、ネズミにだってやられちまう。
仕方ねぇ、そろそろ、本気だすか。
製作よもやま話
この年は、かなり早い段階から「羊の皮を被った狼」というキーワードだけが浮かんでいたのですが、具体的なイメージがなかなか降りてきませんでした。
いや、正確には「イメージは降りてきてるんだけど、『ホントにやるのか?』という思いが邪魔をする」という状態。諦めてAmazonで購入した衣装の総額は過去最大となってしまいましたが、冬の小林牧場の晴天と相まって、そこそこ雰囲気のある絵にまとまったと思います。
この年は折しも一樹が高校受験を迎える年で、内外にその意気込みを知らしめるために、あえて直球なメッセージとしました。
さてさて、我が家の羊はいつになったら本気を出すんでしょう。