仲ヨクケンカシナ。

鼠だって、生きものさ。
猫だって、生きものさ。

製作よもやま話

年賀状シリーズ史上、最大の危機が訪れたのがこの年。
撮影計画段階から不快感を示していたアクターの一樹が、当日になって「絶対やりたくない!」と泣いて抵抗したのです。
この年はなんだかとても忙しく、船橋のLOFTで被り物を購入し、その足で船橋西部の屋上庭園で撮影という強行&恥辱的な状況であったため、無理もなかろうと思います。
 
ではなぜ、イメージの中の俳優一樹はこれ程にノリノリなのか。難航する撮影交渉の内容はこうです。

一樹「ぜったいやだ!やりたくない!(ウルウル)」
父「そうか……じゃあ、もし写真を撮らせてくれたら、1つ良いものを買ってあげる」
一樹「ポケモンのソフトでも?(ウルウル)」
父「もちろんさ!……あ、ちょっと嬉しくなってきたでしょ!」
一樹「(ウルウル……ウル……ニヤ……ニヤニヤ)」
父「じゃあ、サッサと撮影終わらせて、ポケモン買いに行こう!」
一樹「わかった!」
 
ちなみに、このソフトは当初からクリスマスプレゼントとして購入が予定されていたものでした。世間ではこういうのを朝三暮四と言います。

TsunenoTakashiサイト管理者

投稿者プロフィール

1973年生まれ。千葉県松戸市在住。
株式会社プラチナマイスターCOO
金融機関においてシステムエンジニア・プランナーを経験後、障がい児の娘が小学校へ入学した2010年にフリーランスへ転向。以降、Webを中心としたディレクター/エンジニアとして従事。
業務とともに地域活動にも従事し、PTA会長等を歴任。お金は大切ですが、時にはお金よりも大切な仕事もあります。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

お知らせ

登録されているお知らせはございません。

ピックアップ記事

  1. 2021-1-1

    2021

    炊飯器でステイホーム!毎年、我が家の年賀状を楽しみにしていただき誠にありがとうござます。料理…
  2. 2020-4-25

    オンライン会議システムでもアクティブ・ラーニングは成立する

    しばらく更新を怠っているうちに、世界が一変してしまった。止まる仕事もあり、逆に加速する仕事もある…
  3. 2019-12-13

    アクティブ・ラーニングにおける合意形成の必要性

    アクティブ・ラーニングにおける合意形成と縛ってはみたが、おそらく社会生活全般に対して言えることだと思…
  4. 2019-12-4

    PISAの調査結果概要と、付帯的に思うことなど

    2018年に実施された経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA: Programme …
  5. 2019-11-26

    アクティブ・ラーニングの失敗と成功

    アクティブ・ラーニングの実践においては、かなりの恐れが伴う。これは、アクティブ・ラーニングの講師を経…
  6. 2019-11-24

    「知らせる」と「動かす」の狭間、あるいはプレゼンとはなにか

    はじめにアクティブ・ラーニングに限らず、人生の様々な局面でプレゼンテーションの機会がある。よ…
  7. 2019-11-17

    「企画とはなんだ?」ということを生徒に伝えるためのテキスト

    アクティブ・ラーニングの実践においては、生徒に企画を書かせることが儘ある。ところが小中学生は企画なん…
  8. 2019-11-11

    何歳からでもはじめられる老害のススメ

    ここ数年、巷で騒がれるようになった老害。「うちの親父の老害が最近目立つ」「〇〇部長は老害だな」などと…
  9. 2019-10-24

    価値と対価について

    価値と対価に関する2つのアプローチ価値とその対価というものは、恐らく「プロダクトが先にあるの…
  10. 2019-10-22

    自分が目指している理想の学びが、プロジェクト学習なのだということに気づいた。

    というのとも、少し違うかもしれない。前職がシステムエンジニアリングの会社だったこともあり、筆…
ページ上部へ戻る