仲ヨクケンカシナ。
鼠だって、生きものさ。
猫だって、生きものさ。
製作よもやま話
年賀状シリーズ史上、最大の危機が訪れたのがこの年。
撮影計画段階から不快感を示していたアクターの一樹が、当日になって「絶対やりたくない!」と泣いて抵抗したのです。
この年はなんだかとても忙しく、船橋のLOFTで被り物を購入し、その足で船橋西部の屋上庭園で撮影という強行&恥辱的な状況であったため、無理もなかろうと思います。
ではなぜ、イメージの中の俳優一樹はこれ程にノリノリなのか。難航する撮影交渉の内容はこうです。
一樹「ぜったいやだ!やりたくない!(ウルウル)」
父「そうか……じゃあ、もし写真を撮らせてくれたら、1つ良いものを買ってあげる」
一樹「ポケモンのソフトでも?(ウルウル)」
父「もちろんさ!……あ、ちょっと嬉しくなってきたでしょ!」
一樹「(ウルウル……ウル……ニヤ……ニヤニヤ)」
父「じゃあ、サッサと撮影終わらせて、ポケモン買いに行こう!」
一樹「わかった!」
ちなみに、このソフトは当初からクリスマスプレゼントとして購入が予定されていたものでした。世間ではこういうのを朝三暮四と言います。